「斜面の草刈りを自分で行えるようになりたい!」「どんな道具が必要なんだろう?」「斜面の草刈りを任せられる業者はどこ?」
上記のようなお悩みを抱えていませんか?
斜面で草刈りを行う場合、平面で行う草刈りと比べて、色んな危険があり怪我をしてしまうかもしれません。
今回は斜面で草刈りを行う方法やコツ、注意点などを解説していきます。
他にも、草刈りを依頼できる業者や業者に依頼するメリットなども紹介をしていきます。
これから斜面での草刈りに挑戦しようと考えている方や、草刈り初心者の方はぜひ今回の記事を参考にしてください。
目次
斜面の草刈りは平面な場所に比べて怪我のリスクが高まります。特にちょっとした不注意で取り返しの付かない大怪我に繋がる可能性もあります。
斜面の草刈りの注意点は次の通りです。
上記に注意点を必ず確認して、安全に作業を行ってください。
斜面での草刈りは、平面での草刈りと比べて姿勢が不安定になりバランスが取りにくくなります。
重たい草刈り機を持ちながら、不安定な姿勢で草刈りを行います。
そのため、重たい草刈り機を持って斜面でバランスを保ち続けるのは難しいです。
また、草刈り機を持った状態で足を踏み外してしまう恐れもあります。
足を踏み外してしまい、転倒や刃が身体に触れてしまうと大怪我をしてしまうかもしれません。
大怪我を防ぐためにも、斜面での草刈りはバランスが取りにくい点に注意が必要です。
斜面の草刈りは平面な場所に比べて足元に踏ん張りが効かず、滑りやすいです。
また、雨が降った後だと雑草が濡れていて、雨水で滑りやすくなっています。
もし、草刈り機を持っている状態で足を滑らせると、転倒をしたり、刃が身体に当たって大怪我をしてしまうかもしれません。
雨水で滑りやすくなっている場合は滑り止めのある靴を履くか乾いた状態で作業をしましょう。
草刈り機を使用していると「飛び石」や「キックバック」にも注意が必要です。
「飛び石」とは、草刈り機の刃が小石に当たることで、「キックバック」とは障害物や地面が当たると跳ね返ってくる現象です。
飛び石によって自分に当たったり、キックバックによって転倒をしてしまうリスクがあります。
そのため、事前に硬いものがある場所は草刈り鎌を使用したり、フェイスシールドや長袖作業着を着込むなどの対応をしましょう。
刃に体の一部分が触れてしまうと大怪我をしてしまうおそれがあります。
草刈り機は指や身体の一部分を容易に切断することが出来てしまいます。
刃の確認をする場合はエンジンを必ず止めてから確認をしたり、正しい姿勢で作業をすることを心がけましょう。
斜面での草刈り作業は、次の2ステップで簡単に行うことができます。
ステップ1:右から左に刈る
ステップ2:下から上に刈り上げる
作業手順を知ることで、スムーズに作業を行うことができます。
草刈り機の刃を動かす時は、右側に立って草刈り機を右から左に動かすようにしましょう。
なぜなら、草刈り機の刃は左方向に回転して草を刈るため、草の左から右に草刈り機を動かしてしまうと効率がよくないからです。
また、刃を左から右に向けて動かしてしまうと、刃が小石にぶつかってしまい、飛び石になり自分の身体に向かって跳ね返ってくる可能性が高くなります。
草刈りを安全で効率よく行うためにも、草刈り機は右から左に動かすようにしましょう。
斜面での草刈りを行う場合は、斜面の下から上に向かって刈りましょう。
なぜなら、上から草刈りを行った場合、刈った草が斜面の下に積もってしまうからです。
草が積もってしまうと斜面の下部分の草刈りを行うときに邪魔になり、効率が悪いからです。
また、刈った草で見づらくなるため「飛び石」や「キックバック」の可能性もあります。
斜面での草刈りをスムーズに進めるには、斜面の下から上に向かって作業をするのがおすすめです。
斜面での草刈り作業は、ちょっとしたコツを知るだけで効率が上がり、スムーズに進められます。
斜面で草刈りを行うポイントは次の3つです。
それでは、1つずつみていきましょう。
草が長い場合は必ず、2回以上に分けて草刈りを行う方が安全で効率が良いです。
なぜなら、長い草を1回で根元から刈ろうとした場合、草刈り機の刃が草に絡まってしまい、刃が止まってしまう可能性が高くなるからです。
草刈り機の刃に雑草が絡まって止まった時にエンジンの停止を忘れてしまい、刃先に触れてしまったりすると怪我をする可能性があります。
2回に分けて草刈りを行うことで草に絡みつかず、刃に触れてしまうリスクを軽減することができ、効率よく作業を行うことができます。
斜面での草刈りを行う前には、作業範囲の地形を確認をしましょう。
地面の凹凸、段差、障害物、滑り具合などを確認することで危ない場所にはカラーコンなどで目標にしたり、ごみや動かせる障害物などがあれば事前に取り除いておきましょう。
コンクリートなどの段差がある場合はその周囲の草を先に刈り取っておくことでキックバックを事前に防ぐことができます。
事前に地形や構造物を確認することで、怪我をするリスクを減らすことができて、安全に作業を行うことができます。
斜面での草刈りを安全に行うためには、草刈りスパイクを履くことがおすすめです。
草刈りスパイクを履くことでバランスが取りにくいという不安定な場面でも安定したした姿勢で草刈りを行うことができます。
斜面で草刈りを行う時には、草刈りスパイクを履くことで安全を確保することで安心して作業を行えます。
斜面の草刈りを行うときに最低限揃えておきたい道具や装備を紹介します。
揃えたい道具は次の通りです。
それでは1つずつ、詳しく見ていきましょう。
草刈り機は電気やガソリンで刃を回転させて草を刈ることができます。
1回で広範囲の草を刈ることができるため、効率がいいです。
草刈りの頻度が高い場合や広い土地を所有している方には必須の道具といえるでしょう。
草刈り機を選ぶポイントは次の3つです
■草刈りの動力は「電動式・充電式・エンジン式」の3つでそれぞれに特徴があります。
・電動式はコンセントから直接電力を得るため、軽くて使いやすいのが特徴的です。
しかし、電源が近くないと使えないというデメリットもあります。
・充電式はバッテリーを充電して動かすため手軽です。
ただ、定期的に充電をしないといけないため、長時間の使用には向いておらず、パワーも電動式に比べると弱いです。
・エンジン式はパワーがあり、電動式・充電式に比べると広範囲の草刈りに向いています。
エンジンを搭載しているため、稼働音が大きく、近隣住民に迷惑を掛けてしまうというデメリットもあります。
■刃の種類は「ナイロン・金属」の2種類です。
・ナイロンの刃は安全性が高いです。草を刈るスピードや広範囲の草刈りには向いていません。
金属の刃は草を刈るスピードや広範囲の草刈りをしたい場合に向いています。
しかし、刃に触れた際の怪我をしてしまう可能性が高いです。
■ハンドルの種類は「両手ハンドル・ループハンドル・ツーグリップハンドル」の3種類があります。
・一般的で汎用性が高いのが両手ハンドルです。
ループハンドルは取り回しがよいが怪我の可能性が高いです。ツーグリップハンドルは細かい作業には向いていますが、振動が大きく体への負担が大きいです。
草刈り機を選ぶ際には上記のポイントをチェックしてみてはいかがでしょうか。
斜面の草刈りを行う際には草刈りスパイクを必ず履きましょう。
草刈りスパイクは靴の裏の突起物が地面にしっかりと食い込むことで、滑って転倒する可能性を減らすことができます。
普通の靴だと滑りやすくバランスを崩してしまう問題点も草刈りスパイクを履くことでバランスが取りにくい点や足元が滑りやすいという問題を解決して、斜面でも安定した草刈りを行いやすくなります。
そのため、斜面で草刈りを行う時は、草刈りスパイクを履くことをおすすめします。
斜面で草刈りを行う場合は、防護ゴーグルを着用することがおすすめです。
草刈り機を使うと、回転する刃で飛ばされた小石が顔に向かって飛んでくることがあります。小石が目に入ると大怪我をしてしまう危険性があります。
特に、斜面の下から上に向かって草刈りを行う場合、地面が斜めになっているため、小石が自分に向かって飛んでくる可能性がさらに高くなります。
目を守るためにも、防護ゴーグルを着用して安全に作業を進めることができるでしょう。
斜面での草刈りは、耳栓を着用することがおすすめです。
斜面の草刈りは平面に比べて、作業時間が掛かります。草刈り機のエンジン音を長時間聴き続けていると耳が疲れてしまいます。
耳が疲労すると、耳から音を聞き取る判断が低下して、難聴になってしまう可能性があります。
そのため、斜面で草刈りを行う場合は耳栓を着用して、大きなエンジン音から耳を守りましょう。
草刈り機は刃を回転させることから振動が多い道具です。
長時間の使用をしていると手が痺れてきて握力が低下したり、手の痺れや痛みなどの「振動障害」と呼ばれる症状が出る可能性があります。
振動障害を予防するために防振手袋の着用が推奨されています。
防振手袋は草刈り機から伝わる振動を軽減して、手を保護してくれます。草刈り機の作業をするときには防振手袋を使うようにしましょう。
斜面での草刈りは安全に行うためにも注意点やコツがあり、さらに道具を揃えたりする必要があります。
自分で斜面の草刈りが不安な方や、道具選びに迷っている方は専門の業者に依頼を検討してみてください。
専門知識があり、経験豊富な業者に依頼することで安心かつ安全に斜面の草刈りを仕上げてもらえます。
ここでは草刈りを依頼できる業者について解説していきます。
オススメの草刈りを依頼できる業者は次の3種類です。
それぞれの業者には異なる特徴があるため、自分のニーズに合った業者を選ぶことが重要です。
草刈り専門業者とは、草刈りに特化したサービスを提供している業者です。
専門知識の持っているスタッフや専門の機材を保有しており、斜面での草刈り作業もスムーズに対応をしてくれます。
さらに。草刈りだけではなく、雑草の処分や散布にも対応可能です。そのため、雑草によるトラブルを抱えている方にとっては頼もしい業者でしょう。
しかし、デメリットとして専門知識や専門機材を使う分、料金が割高になる傾向があります。
作業の質や雑草に関する根本の悩みを解決したい方は費用以上の満足度を得られるでしょう。
造園・剪定業者とは、庭全体に関する総合的なサービスを提供している業者です。
斜面の草刈りにも対応していて、庭のデザイン、植栽、木の伐採、芝生の管理など、家の庭の景観を整えたい方へ向けておすすめの業者です。
しかし、造園・剪定業者に草刈りのみで依頼をすると他の業者よりも料金が高額になる可能性があります。
そのため、庭全体のお悩みを解決したい方や庭の景観を整えたいと考えている方は草刈りも一緒に依頼するとよいでしょう。
便利屋は日常生活の困りごとを解決してくれる業者です。
斜面の草刈りはもちろん、ハウスクリーニングや不用品回収、家具の組み立てや設置など、幅広い業務に対応しています。
また、便利屋は専門業者よりも料金が安く設定されていることが多く、手軽に利用することができるのがメリットです。
しかし、中には悪徳業者も存在しているため、口コミや評判をしっかり確認することが大切です。
幅広いサービスを提供しているため、斜面の草刈りだけではなく、他の生活での困りごとがあれば一緒に依頼するとよいでしょう。
草刈りを業者に依頼することは多くのメリットがあります。
自分で作業する手間やリスクを減らして敷地や環境を整備するために非常に効果的です。
業者に草刈りを依頼するメリットは次の3つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
斜面の草刈りは平面の草刈りより格段に難しくなり、草刈り中の転倒やキックバック、飛び石などの怪我のリスクがあります。
その点、専門業者に任せると専門的な道具を使用して、安全を考慮しながら草刈りを行うことができます。
専門業者に任せることでご自身の怪我を回避することができるでしょう。
斜面の草刈りは平面の草刈りよりも時間が掛かり、体力も必要です。
さらに範囲が広いと数日掛かってしまう場合もあり、休日を費やして作業をすることになるかもしれません。
業者に依頼することで、短時間で効率的に作業を行うことができて、自分の時間を有効に活用することができます。
プロの業者は専用の草刈り機や道具を使用して、効率的かつ安全に作業を行います。
経験も豊富なため、斜面や障害物が多い場所でも適切な技術で対応をすることが可能です。
また、美しい仕上がりに加えて、除草剤の散布や定期的なメンテナンスも依頼でき、維持や管理がしやすくなります。
草刈り作業のストレスやリスクを減らして、満足のいく仕上がりになるでしょう。
専門業者ごとに費用が異なります。それぞれの業者の料金相場をしっかりと理解しておきましょう。
依頼する業者 | 料金相場 |
草刈り専門業者 | 8,000~15,000円(50平米程度) |
造園・剪定業者 | 15,000円~30,000円(職人1人/1日) |
便利屋 | 5,000~10,000円(作業員1名/1時間) |
便利屋に依頼をすることで安く費用を抑えることができます。
草刈り専門業者や造園・剪定業者は質が高く、美しく仕上げてくれるが料金も高額になっているため、自分のニーズに合った業者に依頼をすることがおすすめです。
草刈り業者の料金は様々な要因によって変動します。依頼内容や作業条件によっては費用が異なるため、業務を行う前に料金が変動するポイントを理解しておきましょう。
業者に依頼する際に、斜面や土地の状態によって変動します。
斜面や障害物の多い土地は手作業が増えるため料金が高くなる傾向です。
特に傾斜の激しい斜面では、特殊な機材や安全対策が必要となるため、料金が高くなります。
雑草が高いと作業効率や使用する機材によって影響してしまい、作業料金に大きな影響を与えます。
特に背丈を超えるような高草や密集して生えている雑草は刈るのに時間と特殊な機材が必要になり料金が上がる傾向です。
定期的に自分で草刈りを行うことで、雑草の高さを抑えて業者に依頼した時のコストを下げることができます。
刈った雑草のゴミの処分を業者に依頼すると、回収・運搬・処分費用などが加算されます。
ゴミの処分は自分で行うとその分安くなる可能性があります。
しかし、ゴミの処分には注意が必要です。地域の規制や処分場で捨てることができるのかは地域ごとに差が生じます。
そのため、草刈りを業者に依頼する際は、地域の規則を確認して自分で処分できるか業者に依頼をするかを検討しましょう。
草刈りを依頼した時の料金は除草剤・除草シートの使用するかどうかでも変動します。
除草剤や除草シートを使用するとその分コストはかかりますが、草刈りの頻度を減らせるというメリットがあります。
除草剤や除草シートを利用する場合は、土地や環境の状態によっては使用が制限されてしまうため、事前に調査をする必要があります。
草刈りの手間を減らしたい方は除草剤や除草シートの活用をすることがおすすめです。
斜面の草刈りは、「方法やコツ」を理解していないと非常に危険です。
平面な場所と比べて滑りやすくバランスが保てず転倒する可能性があるため、作業を行なう場合は十分に準備をしましょう。
自分で斜面の草刈りを行うことに不安がある方は、無理をせず頼れる専門業者に依頼しましょう。
業者に依頼することでご自身の怪我の心配はなくなり、安全に作業を行なってくれ、草刈りの道具を揃える必要もありません。
「斜面の雑草が伸び切って困った」という方は業者を活用することで安心かつ安全に草刈りを仕上げてもらえるのでオススメです。
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